東海の松葉【トウカイノマツバ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4554号 |
登録年月日 | 1995年 6月 13日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 東海の松葉 よみ:トウカイノマツバ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1998年 6月 14日 | |
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「東海の朝」に「瀬戸の緑」を交配して育成されたものであり,花色は黄白で一輪仕立ての切花向きのやや大輪花である。 草型は直立性,草性は高性,主たる仕立て法は一輪仕立て,開花時の草丈は中である。茎の太さは6.0~7.9mm,色は緑,強さは強,縦じわは低,稲妻型屈曲は無,節間長は20~29mmである。葉身長は75~99mm,葉幅は50~74mm,基部の形は平,先端部分の形は尖,葉の二次欠刻の程度は低,葉裂片縁部の重なりは平行する,葉の表面の色は濃緑,裏面の色は緑,厚さはやや厚,硬さは中,葉全体の角度は立つ,葉身の巻き方は下巻き,たく葉は全体的にある,分布状態は主に両側,形は3~4深裂以上,大きさは大である。つぼみの形は平,花の大きさは110~149mm,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は200~399である。管状花数は10~49,分布は散在,全長は 9.0~ 9.9mmである。花弁の形は管弁1,先端の形は丸い,外花弁及び内花弁の反り方は内曲,花弁の長さは50~69mm,幅は10.0~14.9mm,外花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート2902),裏面の色は黄白(同3302),外花弁の角度は下向き,花の中心部の色は外弁と異なり黄緑色である。花たくの形は盛上ったドーム状,花たくの大きさは12.5~14.9mm,総ほうの大きさ及び総ほう部から花頂部までの高さは30~39mm,花首の長さは40~59mm,季咲きの開花期は秋である。 「瀬戸の緑」と比較して,茎の色が緑であること,葉の基部の形が平であること,葉裂片縁部の重なりが平行すること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者のほ場(愛知県稲沢市)において,「東海の朝」に「瀬戸の緑」を交配して得られた実生の中から選抜,育成されたものであり,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「東海の松」であった。 |
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