東海の寿【トウカイノコトブキ】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第6633号 |
登録年月日 | 1998年 7月 17日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 東海の寿 よみ:トウカイノコトブキ |
|
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地、愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗 岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「百万石」の自然交雑実生の中から選抜して育成されたものであり,花は明黄色の中輪で,一輪仕立ての切り花向き品種である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは8.0㎜以上,色は緑,強さは強,縦じわは中,稲妻形屈曲は無,節間長は10~19㎜である。葉身長は75~99㎜,葉幅は50~74㎜,葉の基部の形は凸形,先端部分の形は純円,一次欠刻 0.70~0.89,二次欠刻の程度は中,欠刻底部の形は中間,裂片縁部の重なりは平行する,表面の色は緑,裏面の色は淡緑,光沢度及び厚さは中,たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は深裂しない,大きさは小である。つぼみの形は平,花房の形は平形,花の大きさは90~109㎜,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は100~199,管状花数は50~99,分布は散在,全長は7.0~7.9㎜である。花弁の形は舟底弁,先端の形は尖る,外花弁及び内花弁の反り方は内曲,花弁の長さは40~49㎜,幅は5.0~9.9㎜,外花弁の表面の色は明黄(JHS カラーチャート2506),裏面の色は明黄(同2505),外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と同じである。花たくの形は平らなドーム状,総ほうの大きさは20~29㎜,総ほう部から花頂部までの高さは30~39㎜,花首の長さは20~29㎜,季咲きの開花期は夏で,育成地(愛知県稲沢市)における自然開花期は8月上中旬である。 「大宝金閣」と比較して,茎が太いこと,葉の基部の形が凸型であること,花たくの形が平らなドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者のほ場(愛知県稲沢市)において,「百万石」の自然交雑実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 東海の寿のページへのリンク