文化の盛【ブンカノサカリ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8159号 |
登録年月日 | 2000年 6月 27日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 文化の盛 よみ:ブンカノサカリ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 6月 28日 | |
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地、愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗、岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「夏扇」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり,花は鮮黄色のやや大輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは太,色は褐,強さは強,中空の程度は小,摘心後の分枝性は中,側らいの発生程度は少,発生位置は高い,節間長は短である。葉身長はやや短,葉幅及び葉の縦横比は中,葉柄の長さは長,葉の先端部分の形は尖,一次欠刻はやや深,表面の色はやや濃,裏面の色は中,光沢度はやや弱,厚さはやや厚,硬さはやや硬,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着する,形は深裂せず,大きさはかなり小,分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはやや大,厚みは中,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は多,管状花数はかなり少,分布は集中,長さはかなり小である。花弁の形は管弁Ⅰ,先端の形は歯状,花弁の長さは中,幅は狭,外花弁の表面の色は鮮黄(JHS カラーチャート2507),裏面の色は明黄(同2506),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は上向き,花たくの形は平らなドーム状,花たく及び総ほうの大きさはやや小,花首の太さはやや太,長さはやや短,生態分類型は夏秋ギク,開花の早晩性は中である。 「文化の星」と比較して,側らいの発生位置が高いこと,葉柄が長いこと,花弁の形が管弁Ⅰであること,「東海の寿」と比較して,側らいの発生位置が高いこと,葉の先端部分の形が尖ること,花弁の形が管弁Ⅰで先端の形が歯状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成5年に育成者のほ場(愛知県稲沢市)において,「夏扇」に育成者所有の育成系統を交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して,育成を完了したものである。 |
- 文化の盛のページへのリンク