新京都大納言【シンキョウトダイナゴン】(食用作物)
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登録番号 | 第13880号 |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | あずき | |
登録品種の名称及びその読み | 新京都大納言 よみ:シンキョウトダイナゴン |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京都府 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小坂能尚、静川幸明、山下道広、寺嶋武史、河合哉 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「京都大納言」に「京都府園部町在来」を交配して育成された固定品種であり、育成地(京都府亀岡市)における成熟期は極晩、種皮色は濃赤色、子実の形が烏帽子形、大きさが極大の秋小豆型加工用品種である。伸育性は直、蔓化性は中、分枝数は多、若茎の色は緑、主茎長及び主茎節数は中である。葉色は緑、小葉の大きさは大、下位葉及び上位葉の形は円葉、花色は黄、熟莢色は褐、莢の長さは長、莢内粒数は極少である。子実の形は烏帽子形、大きさは極大、種皮の斑紋の種類は無、地色は濃赤、品質は上である。生態型は秋小豆型、開花期は晩、成熟期は極晩、倒伏抵抗性は弱、子実収量は中の多、ウイルス病抵抗性は極強である。「京都大納言」と比較して、熟莢色が褐であること、種皮の地色が濃赤であること、ウィルス病抵抗性が強いこと等で、「ベニダイナゴン」と比較して、分枝数が多いこと、熟莢色が褐であること、開花期が晩いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に京都府農業総合研究所(亀岡市)において、「京都大納言」に「京都府園部町在来」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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