ディスレクシアの有名人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 21:09 UTC 版)
「ディスレクシア」の記事における「ディスレクシアの有名人」の解説
ハリウッドスターであるトム・クルーズが自らディスレクシアだと公表したことによって、この障害の知名度が高まった。トム・クルーズのほかに、キアヌ・リーブスやジョン・デ・ランシーなども自らがディスレクシアであることを明かしている。ジェニファー・アニストンも20代前半にディスレクシアと診断されたと2015年に公表している。 オーランド・ブルームは幼少期にディスレクシアで悩まされたが、聖書の朗読などで、現在では改善されつつある。また、キーラ・ナイトレイは、録音読書で学習したり、色付き眼鏡をかけて文章の文字が混じって見えないように工夫して読書している。 古生物学者のジャック・ホーナーもディスレクシアの一人とされる。恐竜が鳥類に近い生き物であったことを証明し、映画『ジュラシック・パーク』の恐竜博士のモデルともなったジャック・ホーナーの読み書き能力は小学3年生程度であり、普段は文書を一度コンピューターに打ち込み、読み上げソフトを使用して聞き取る形で読んでいる。 その『ジュラシック・パーク』の監督、スティーヴン・スピルバーグも、自身がディスレクシアの診断を受けたことを告白している。実際に読字障害のため、学校卒業が2年遅れ、いじめ体験や学校に行くことが苦痛だったと語っている。現在でも脚本などを読むのは人の2倍、時間を要するとのこと。 トーマス・エジソン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、アルベルト・アインシュタイン、ジョージ・パットン第2代アイヴァー伯爵ルパート・ギネスも、ディスレクシアだったとされている。 2008年および2014-2015年、2017-2018年のF1世界選手権を制したF1ドライバー ルイス・ハミルトンは子供から質問を受けるドイツ紙シュトゥットガルター・ツァイトゥング(ドイツ語版)のインタビューで、学校生活について質問を受け、「僕はディスレクシアだから大変だった」とコメントした。 女優のウーピー・ゴールドバーグは文字を左右反対に書いてしまう症状を持つディスレクシアである。 ビリーズブートキャンプでお馴染みのビリー隊長ことビリー・ブランクスも読み書き困難な失読症である事を明かしている。
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