テトラセンとは? わかりやすく解説

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テトラセン【tetracene】

読み方:てとらせん

4個のベンゼン環直線状に縮合した芳香族炭化水素アセン類の一つ化学式C18H12 テトラセン環


テトラセン

分子式C2H8N10O
慣用名 テトラセン【爆薬】、Tetraceneexplosive】、テトラセン【explosive】、Tetracene、テトラセン、TetraceneExplosive】、N1-Nitrosoamino-1-tetrazene-1,4-dicarboxamidine、4-[Amino(imino)methyl]-1-tetrazene-1-carbimidic acid 2-nitroso hydrazide、4-(Aminoiminomethyl)-1-tetrazene-1-carbimidic acid 2-nitroso hydrazide
体系名: N1-ニトロソアミノ-1-テトラゼン-1,4-ジカルボアミジン、4-[アミノ(イミノ)メチル]-1-テトラゼン-1-カルボイミド酸2-ニトロソヒドラジド、4-(アミノイミノメチル)-1-テトラゼン-1-カルボイミド酸2-ニトロソヒドラジド


ナフタセン

分子式C18H12
その他の名称テトラセン、2,3-ベンゾアントラセン、Tetracene、Naphthacene、2,3-Benzanthracene、テトラセン【炭化水素】、ルベン、クリソゲン、Tetracenehydrocarbon】、Rubene、Chrysogen、ベンゾ[b]アントラセンBenz[b]anthracene
体系名:ナフタセン


テトラセン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/15 03:14 UTC 版)

テトラセン
識別情報
CAS登録番号 92-24-0 
PubChem 7080
ChemSpider 6813 
UNII QYJ5Z6712R 
ChEBI
特性
化学式 C18H12
モル質量 228.29 g/mol
外観 黄橙色の固体
融点

357 °C, 630 K, 675 °F

沸点

436.7 °C, 710 K, 818 °F

への溶解度 溶けない
磁化率 -168.0·10−6 cm3/mol
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

テトラセン (tetracene) は、有機化合物の一種。ベンゼン環が直線上に縮合して連なった構造を持つ芳香族炭化水素アセン類のひとつで、テトラセンは4環からなる。淡黄色の固体。

化学発光の演示実験で、蛍光発光剤として用いられる。

テトラセンは有機半導体のひとつで、有機電界効果トランジスタ (OFET)、有機エレクトロルミネッセンス (OLED) の材料として利用される。OLEDの場合には発光させるための色素として微量ドープされる。また、初の単層で光る発光性薄膜有機トランジスタの活性層として使われた。

出典

  1. ^ International Union of Pure and Applied Chemistry (2014). Nomenclature of Organic Chemistry: IUPAC Recommendations and Preferred Names 2013. The Royal Society of Chemistry. pp. 208. doi:10.1039/9781849733069. ISBN 978-0-85404-182-4 



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