コロネン

デジタル大辞泉

コロネン【coronene】

読み方：ころねん

6個のベンゼン環が環状に縮合した芳香族炭化水素。サーキュレン類の一つ。薄黄色の針状の結晶で、石油精製過程で得られる、安定した化合物。融点は摂氏428度。化学式C₂₄H₁₂ コロネン環。

日本化学物質辞書Web

コロネン

分子式：	C24H12
その他の名称：	ヘキサベンゾベンゼン、ジベンゾ[ghi,pqr]ペリレン、Coronene、Hexabenzobenzene、Dibenzo[ghi,pqr]perylene、1,4,7,10,13,16-(1,2,3,4,5,6-Benzenehexyl)-1,3,5,7,9,11,13,15,17-cyclooctadecanonene、1,12:4,5:8,9-Triethenotriphenylene
体系名：	コロネン、1,4,7,10,13,16-(1,2,3,4,5,6-ベンゼンヘキサイル)-1,3,5,7,9,11,13,15,17-シクロオクタデカノナエン、1,12:4,5:8,9-トリエテノトリフェニレン

「日化辞Web」で詳細を見る

ウィキペディア

コロネン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/29 18:03 UTC 版)

コロネン (coronene) は多環芳香族炭化水素の一種で、ベンゼン環が環状に 6個つながった構造を持つ平面分子である。化学式は C₂₄H₁₂。