ツァオロンペア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:24 UTC 版)
ツァオロン 声 - 中村悠一 石化していた千年前の魔物の中でも特に強力な一体。アニメ版では「四天王」の位置づけ。 身長はウォンレイや玄宗の胸のあたりでやや小柄だが、冷静沈着で、非常に長い棍を使った格闘戦を得意とする。魔物としての術と棒術を組み合わせて戦う。 ティオ・ウォンレイ組と激突。他の四天王と比べて個々の力はやや劣るものの、玄宗との連携で彼らを圧倒し窮地に追い込む。ティオペアを負傷状態にし、ウォンレイペアの心の力を空にするまで追い詰めるが、ティオと恵の強い思いが込められた起死回生の「サイフォジオ」を受けることにより、大きく力を増して放たれたウォンレイの「ラオウ・ディバウレン」に敗れる。最終回でロデュウやバリーと同じクラスにいた。呪文 1. エルド 棍を強化する。 2. ゴウ・エルド 「エルド」の強化版。ティオの「セウシル」を砕くほどの威力がある。 3. ガンズ・エルド 棍の連続突きを放つ。 4. ザオウ・ギルエルド ツァオロンの最大呪文。頭部が刃物と化している巨大な鮫状のエネルギーを棍から出現させて攻撃する。 玄宗(げんそう) 声 - 神奈延年 ツァオロンの本(ライトターコイズ)の持ち主。中国人の格闘家青年。38歳。胸や背中には古傷がある。 ウォンレイ・リィエンと同じくカンフーを操り、超人的な強さを誇る。その強さは、本気を出せば素手でティオの「セウシル」にヒビを入れるほど。強者と戦うことを生き甲斐としており、ツァオロンの本を渡された時に諸々の事情を知り、魔物と戦うために自ら望んでゾフィスへの協力を引き受けた(心を操られてはいないが、本を扱うための心の波長の操作は受けている)。 人間であるにも拘らず終始ウォンレイと互角以上に戦い、ツァオロンと共に彼らを圧倒する。しかし、「ラオウ・ディバウレン」でツァオロンが敗れた後、最後は思いを込めたウォンレイの拳の前に敗れ去った。その後、更に強くなるために秋田県で修行をしている。 アニメでは一部格闘技が変更されており、リィエンに当てた技名がカットされ、「レルド」を出したウォンレイに後ろへ回って当てた技は八極拳の背撃だったがアニメでは肘打ちに変更されている。
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