パシュート
英語:pursuit
スピードスケートをはじめとするレース競技の種目のうち、複数名のチームとして同時に出走する点を特徴とする競技。スピードスケートの他に、自転車競技、クロスカントリーなどで種目として導入されている。
パシュートではチームの最後尾の選手が規定距離を滑り終えてゴールした時点のタイムを競う。このため、隊列を組んで走行し、後方走者の受ける空気抵抗を抑えて体力の消耗を抑え、まめに先頭を交代して体力消耗を分散させる(体力に余裕のある者が牽引する)、といったチームプレイが戦略上の鍵を握る。
スピードスケートの競技種目としてのパシュートは、2006年冬季オリンピックで初めて正式種目として採用された。3名1チームで行われ、相手チームも同じトラックで競技を行う。競技中に相手チームを追い抜いた場合は(タイムに関わらず)その時点で決着とする。
関連サイト:
全日本ジュニアスピードスケート選手権大会エキシビション競技 チームパシュートレース要項 - 日本スケート連盟
チームパシュート
チームパシュート(団体追い抜き)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 03:19 UTC 版)
「スピードスケート」の記事における「チームパシュート(団体追い抜き)」の解説
施行距離:8周(男子)/6周(女子) 3人1組のチームで滑走しタイムを競う、中距離相当の団体種目。オリンピックでは2006年トリノ大会から採用される。2つのチームがそれぞれホームストレートとバックストレートの中間地点からスタートし、より速いタイムで完走するか、相手チームに追いつけば勝ちである。3人目の選手がゴールした時点でのタイムが記録になるため、隊列から遅れる選手が出るとタイムロスにつながる。競技中は隊列の並びを自由に入れ替えることができ、最も大きな空気抵抗を受ける先頭を適宜交代することで体力を温存するといった戦略がとられる。
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