パシュート
英語:pursuit
スピードスケートをはじめとするレース競技の種目のうち、複数名のチームとして同時に出走する点を特徴とする競技。スピードスケートの他に、自転車競技、クロスカントリーなどで種目として導入されている。
パシュートではチームの最後尾の選手が規定距離を滑り終えてゴールした時点のタイムを競う。このため、隊列を組んで走行し、後方走者の受ける空気抵抗を抑えて体力の消耗を抑え、まめに先頭を交代して体力消耗を分散させる(体力に余裕のある者が牽引する)、といったチームプレイが戦略上の鍵を握る。
スピードスケートの競技種目としてのパシュートは、2006年冬季オリンピックで初めて正式種目として採用された。3名1チームで行われ、相手チームも同じトラックで競技を行う。競技中に相手チームを追い抜いた場合は(タイムに関わらず)その時点で決着とする。
関連サイト:
全日本ジュニアスピードスケート選手権大会エキシビション競技 チームパシュートレース要項 - 日本スケート連盟
チームパシュート‐レース【team pursuit race】
読み方:ちーむぱしゅーとれーす
《「チームパーシュートレース」とも》
1 自転車トラック競技の一。各4人を1チームとした2チームがホームストレッチとバックストレッチから同時にスタートし、4000メートルの距離で勝敗を争う。チームの第3走者が先にゴールするか、相手の第3走者を追い抜いたほうが勝ちとなる。団体追い抜き競技。
2 スピードスケート競技の一。各3人を1チームとした2チームが、1周400メートルのリンクの両サイドから同時にスタートし、男子は3200メートル(8周)、女子は2400メートル(6周)の距離で勝敗を争う。途中で並ぶ順番を入れ替わりながら走り、最終周では3人目のブレードの先端がゴールした時点のタイムが記録される。団体追い抜き競技。
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