スピードスケート競技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 00:27 UTC 版)
「チームパシュート」の記事における「スピードスケート競技」の解説
1チームは3人または4人で構成され、競技は3人で行われる。400mリンクの内側のコースのみを使い、男子は8周(約3,200m)、女子は同6周(約2,400m)でのタイムを競う。3人目のブレードの先端がゴールした時点のタイムが記録される。 個人競技のスピードスケートに導入された初の団体競技で、2000年ごろから始まった歴史の浅い競技である。2004年度のISUスピードスケート・ワールドカップで採用され、オリンピック競技としては2006年トリノオリンピックから正式採用された。2010年バンクーバーオリンピックで、男女混合パシュートの正式種目採用が検討されたが、見送られた。 ワールドカップでは1回の滑走でタイムで順位を決める。オリンピックでは勝ち残り式トーナメントで行われ(2018年平昌オリンピック、2022年北京オリンピックでは準々決勝はタイムレース、準決勝以降は上位4チームによるトーナメント)、1回のレースで2チームがメインストレートとバックストレートの中央から同時にスタートし、勝敗を決める。 チームの1人当り「先頭を走行する周回数」は最低1周以上で、ゴールしたチームの選手が3名に満たなかった場合は、そのチームはレースを完了しなかったとされて失格となる。また、3人目の選手が相手チームの誰かに追い抜かれた場合も失格となる。
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