チェルノブイリ原子力発電所事故後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 10:21 UTC 版)
「食の安全」の記事における「チェルノブイリ原子力発電所事故後」の解説
日本の行政の対応 1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故を受け、日本では同年に輸入食品中の放射能の暫定限度を定め、食品中のセシウム134と 137由来の放射能濃度は370Bq/kg以下とした。 日本の輸入停止事例 日本が過去に基準値を超えたとして1989年(平成元年)以降、税関にて発見され積み戻しを指示した食品と、日本国内で検出された植物の放射線量の比較一覧を挙げる。なお、1988年までにも、39件合計約160トンの農産物が暫定限度を超えたため、税関にて積戻しを指示されている 。 日本が過去に基準値(370 Bq/kg)を超えたとして輸入停止した食品発表日・測定日時品種地域・国測定値(Bq/kg)1989年1月11日 きのこ(くろらっぱたけ) フランス 650 1989年1月23日 乾燥ぜんまい ソビエト 655 1989年4月10日 乾燥ぜんまい ソビエト 379 1989年10月23日 きのこ(あんずたけ) フランス 532 1990年2月28日 ハーブ茶(ダンデリオン) スイス 1,167 1990年10月3日 ハーブ茶(セイヨウノコギリ草) アルバニア 814 1991年2月14日 乾燥きのこ(ヤマドリタケ) ユーゴスラビア 556 1991年3月13日 ミックススパイス フランス 1,028 1994年11月8日 燻製トナカイ肉 フィンランド 388 1998年1月21日 乾燥ポルチーニ(ヤマドリダケ) イタリア 731 2001年11月8日 乾燥ポルチーニ(ヤマドリダケ) イタリア 418
※この「チェルノブイリ原子力発電所事故後」の解説は、「食の安全」の解説の一部です。
「チェルノブイリ原子力発電所事故後」を含む「食の安全」の記事については、「食の安全」の概要を参照ください。
- チェルノブイリ原子力発電所事故後のページへのリンク