チェッカーキャブとの提携
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 06:35 UTC 版)
「東京無線協同組合」の記事における「チェッカーキャブとの提携」の解説
2011年(平成23年)にはチェッカーキャブ無線協同組合と提携・業務の統合による合理化で共通乗車券の発行・装備品の共同購入・無線配車の統合・運転手教育の一本化などを実施すると報じられたが、2020年(令和2年)に後述の発表があるまでの実績は2012年(平成24年)4月より共通乗車券の発行、2018年(平成30年)より双方の接客コンテストを勝ち抜いた乗務員による最終戦「タクシーサービスチャンピオンシップファイナル」の共同開催をしたのみであった。 2020年(令和2年)10月29日、2021年(令和3年)4月1日より開始されるチェッカーキャブ無線協同組合との業務提携の概要が発表され、 行灯を東京無線仕様のタワー型に、車体にチェッカー仕様の市松帯を入れ外観を統一。 東京無線のタワーネットワークチケットとチェッカーのチェッカーネットワークチケットを共通化し、双方の車両および全国での提携事業者で双方のチケットを利用可能にする。また、更新の時期に合わせタワーネットワークチケットに統一。得意先券も共通利用可に。 タクシーチケットや福祉券等の精算業務を一括化、請求を一本化し業務を効率化。 双方がそれぞれで行ってきた乗務員教育を一括化し、サービスの向上を図る。 無線配車システムおよび配車業務の統合を目指す。 ことが示された。 なお、チェッカー側の行灯に関しては提携開始となる2021年(令和3年)4月1日より一週間程度で交換される予定となっている。なお、無線番号はチェッカー側の番号が維持され、東京無線側の番号は番号帯がチェッカー側と重複するものに関しては改番されている。変更時期は明らかにされていないものの、遠くない将来には協同組合の組織そのものの統合も視野に入れているとしている。また、業務提携に伴い東京無線側でもチェッカーキャブで導入されたS.RIDEに対応することが機関決定されている。 車両の形態 2021年(令和3年)4月から開始されたチェッカーキャブ無線協同組合との業務提携で同組合の車両に本組合の行灯を装着(富士交通) ジャパンタクシーはチェッカーキャブ無線協同組合の市松帯を追加(日興タクシー) 行灯の形態 いずれも東京無線のタワー型行灯の側面にチェッカーの行灯型の表記がある。 屋根中央部設置用(富士交通) 背高車のフロントガラス上部設置用(小松川タクシー)
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