ダークバルタン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:44 UTC 版)
「ウルトラマンマックスの登場怪獣」の記事における「ダークバルタン」の解説
第33話「ようこそ!地球へ 前編 バルタン星の科学」、第34話「ようこそ!地球へ 後編 さらば! バルタン星人」 に登場。 地球人を「地球を汚し尽くしたら次は月や火星を我が物にしようとする宇宙の侵略者」として敵視するバルタン星の過激派で、初代バルタン星人とほぼ同じ姿をしている。 反重力による攻撃を得意とし、ハサミからの熱線や反重力砲を始めとして、超巨大化能力やクローンによる無数の分身体の発生、クローン技術によって四散した体の再生などウルトラマンマックスを上回る能力を発揮。マクシウムカノンすら胸部の展開したスペルゲン反射鏡で弾き返し、超巨大化能力を使ってマックスを何度も踏み潰す。本人曰く、「バルタンの科学はウルトラの星の科学を超える」とのこと。バルタン星人は、元々は地球人と同じ姿をしていたが、度重なる核戦争によって今の姿に進化したと言われている。バルタン星の科学には相当なまでの自信を持っているようで、自分の能力を自慢する。 一度は超巨大化でエネルギーを消耗した上、拘束光線で身動きの執れなくなったマックスを倒し、復活したマックスとの戦いも終始優勢となるが、タイニーバルタンがバルタン星から持ち帰った古代バルタンの銅鐸状の古代遺物の音色を聴いて戦意を喪失。平和を愛する心を取り戻し、ダテ博士が開発した新兵器メタモルフォーザーによって人間と同じ姿に戻された後、タイニーと共にバルタン星へ帰還する。 人間体・声:尾崎右宗 スーツアクター:下川真矢 頭部の電飾は初代のスーツのものを再現したもの。電源の位置のみ頭部から背中に変更している。 分身したバルタン星人が空を埋め尽くす様は、飯島が40年間温めていたイメージであった。当初制作されたCGではバルタン星人は10体程度であったが、飯島の指示により大幅に増やされた。 シリーズで初めてウルトラ戦士に勝利したバルタン星人であり、その数々の超能力も合わせて、書籍類では最強のバルタンとして紹介されることもある。 『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS NEO』ではハサミからの光線は「ヒートブラスター」、超巨大化した状態での踏み潰し攻撃は「ギガンティックプレス」と表記されている。
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