ダンクショットの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 14:25 UTC 版)
「ショット (バスケットボール)」の記事における「ダンクショットの種類」の解説
ワンハンド その名の通りボールを左か右のどちらかの手でダンクする技。 ダブルハンド 両手でボールを持ってダンクする技。ボースハンドとも言う。日本では漫画『SLAM DUNK』でこの技を得意としている赤木剛憲の愛称からゴリラダンクと呼ばれることがある[要出典]。 リバースダンク ゴールに背を向けながら行なうダンク。日本ではバックダンクとも言われている。 360(スリーシックスティ) 空中で1回転スピンしてから決めるダンク。さらに高度な技として1回転半(540・ファイブフォーティ)や2回転(720・セブントゥエンティ)も存在するが、非常に難しい。 トマホーク 持ち上げたボールを一旦頭の後ろに動かしてからするダンク。 ウィンドミル ボールを持った腕を風車の様に回転させながら行なうダンクのこと。「ウィンドミル (windmill)」は「風車」の意。片手でも両手でも可能。 アリウープ パスされたボールを空中で受け取り、そのまま着地せずにするダンク。パスする人とダンクする人の息が合わないと成功できない大技。現在ではロサンゼルス・クリッパーズのクリス・ポールとブレイク・グリフィンが息のあったアリウープをよく見せている。 ワンマン・アリウープ 上記のアリウープをたった1人で行う技。床にボールを大きくバウンドさせ、それをキャッチして叩き込むタイプや、バックボードに当てて跳ね返ったところをダンクするタイプ(オフ・ザ・グラス)がある。 ダブル・バンプ 空中でボールを一度下げ、さらにもう一度上げてからダンクする。「ダブル・クラッチ・ダンク」ともいう。 レッグスルー 空中でボールを股の間に通してからするダンク。1993年のスラムダンクコンテストでアイザイア・ライダーが初めて成功させたので、「ライダー」とも呼ばれる。 エルボーダンク ボールとともに肘までリングに突っ込み、ぶら下がるダンク。2000年のダンクコンテストでビンス・カーターが成功させたものが最も有名。「エルボークラッシュ」とも呼ばれる 背面通しダンク ボールを背中側で持ち替えて行うダンク。2005年のダンクコンテストでJ・R・スミスが披露した。 レーンアップ フリースローレーンから踏み切って行うダンク。1976年のダンクコンテストでジュリアス・アービングが初めて成功させた。「フリースローラインダンク」とも言う。 人間越え 高い跳躍から、人間を飛び越えてダンクする。飛び越える相手が小柄だと易しく長身であるほど難しい。シドニーオリンピック男子バスケットボールにおいて、アメリカ合衆国代表ビンス・カーターが身長218cmのフランス代表センターフレデリック・ワイスを飛び越えたダンクが最も有名。また、2006年スラムダンクコンテストではネイト・ロビンソンがスパット・ウェブを飛び越えて成功させた。しかし、翌年のスラムダンクコンテストではジェラルド・グリーンがそのネイト・ロビンソンを飛び越え、さらに左手で自ら目隠しをしてのダンクを決めた。 上記の技術を複合させたダンクショットもいくつかある。 360ウィンドミル(スリーシックスティウィンドミル) ウィンドミルと360を複合。ビンス・カーターが2000年のダンクコンテストで見せた。 オフ・ザ・グラス レッグスルー バックボードに当てて跳ね返ったボールをキャッチし、空中でボールを股の間に通してからのダンク。ジェイソン・リチャードソンが2004年のダンクコンテストで成功させた。 ダブル・クラッチ レーンアップ 空中でボールを動かすクラッチ動作を入れてのレーンアップ。1988年のダンクコンテストでマイケル・ジョーダンが見せた。
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