タンレプソグ【タンレプソグ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10011号 |
登録年月日 | 2002年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タンレプソグ よみ:タンレプソグ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は濃赤色で剣弁、カップ咲、無香のやや大輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立はやや叢生、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部はかなり多、枝中央部は多、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢は中、厚さは薄、硬さはやや軟である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径はやや大、高さは中、花弁表面の色は濃赤(JHS カラーチャート0408)、裏面の色はピンク白(同0101)で鮮紅(同0107)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは剣弁、全体の形は円形、厚さはやや厚、硬さはやや硬、数は40~59、一茎の花数は1、花の香りは無である。枝の長さはやや長、太さはやや太、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花時期は中である。「ニコル」と比較して、花弁裏面のぼかしの色が鮮紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1995年に育成者が所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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