ターステル【ターステル】(草花類)
登録番号 | 第4012号 | |
登録年月日 | 1994年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | ガーベラ | |
登録品種の名称及びその読み | ターステル よみ:ターステル | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1995年 3月 24日 | |
品種登録者の名称 | 第一園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区上用賀4丁目33番15号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | P.E.ブーレージ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して選抜,育成されたものであり,花色は鮮ピンクで半八重の切花用のやや大輪花である。 葉長,葉幅及び葉面の凹凸は中,葉の切れ込みの程度は深,葉先の角度は鋭角,葉縁の形は鋭鋸歯,葉柄長は短である。花形は半八重,花容はⅤ型,花径は110 ~129 ㎜である。舌状花の色は,表面が鮮ピンク(JHS カラーチャート0105),裏面は淡ピンク(同0402) ,色の分布は均一,覆輪及び縞は無,花盤の色は褐である。舌状花弁の形はⅠ型,表面のひだの程度及び先端の角度は中,弁先の切れ込み数は1,舌状花弁の長さは40~49mm,幅は10~14mm,舌状花数は70枚以上,内部総ほう葉の形は垂直,葯のアントシアニンの着色の程度は無又は微,冠毛の色は褐である。花柄の長さはやや長,太さはやや太,断面の形は楕円,基部のアントシアニンの着色の程度は弱である。 「クラウディン」と比較して,葉先の角度が鋭角であること,花容がⅤ型であること,舌状花の表面の色が鮮ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1982年に育成者の農場(オランダ王国)において,無名実生種どうしを交配して得られた実生から選抜し,以後,組織培養により増殖して特性の調査を継続し,1987年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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