タンセルミ【タンセルミ】(観賞樹)
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登録番号 | 第6913号 |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タンセルミ よみ:タンセルミ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
樹形は直立性,株立ちは普通,樹高は中である。開花枝の太さは太,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は上下部えぐれ形,長さはやや長,基部の幅はかなり広,色は淡緑,数は幹の部分,花枝の基部及び花枝の中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の枚数は7枚,本葉の長さ及び幅は普通である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さはやや厚,硬さは普通である。花房の形は単花咲,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさは中輪,高さはやや高,花弁表側の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9705),裏側の色は鮮紫ピンク(同9505)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は40~59枚である。花の香りはかなり微香,開花時期はやや晩咲である。 「タンゼルボン」と比較して,花弁表側の色が鮮紫ピンクであること,花弁一枚の形が円形先端尖形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1992年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において,「タンゼルボン」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,同年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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