タンタシン【タンタシン】(観賞樹)
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登録番号 | 第11804号 |
登録年月日 | 2004年 3月 3日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タンタシン よみ:タンタシン |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 4日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は浅緑黄色で弁先から弁央に淡黄橙色のぼかしが入り丸弁、高芯咲、かなり弱香のやや小輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高はやや低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さ及び幅は中である。新葉の色は緑褐、光沢は弱、本葉の色は緑、光沢は弱、厚さはやや厚、硬さはやや硬である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径はやや小、高さは中、花弁表面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2703)で弁先から弁央に淡黄橙(同1902)のぼかしが入り、裏面の色は浅黄(同2504)で弁先から弁央に淡黄ピンク(同1002)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さは中、数は30~34、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや短、太さはやや太、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花習性は四季咲、開花時期は早である。「コルシュラゼ」及び「コルキルモ」と比較して、花弁表面の色が浅緑黄で弁先から弁央に淡黄橙のぼかしが入ること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1996年に育成者の所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1999年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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