タントクニルプ【タントクニルプ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10715号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タントクニルプ よみ:タントクニルプ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 10月 1日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンス ユーゲン エバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は明紫赤色で高芯咲、かなり弱香の中輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立は中、樹高はやや高である。とげの形は下部えぐれ形、長さはやや長、基部の幅は中、色は緑褐、数は枝基部はかなり少、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は中、本葉の長さは長、幅はやや広である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢、厚さ及び硬さは中である。花序のタイプは単生、蕾の形はつぼ形である。花形は高芯咲、花径は中、高さは高、花弁表面及び裏面の色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は広楕円形、厚さは厚、硬さはやや硬、数は20~24、一茎の花数は1、花の香りはかなり弱である。枝の長さはやや長、太さはやや太、新しょう及び開花枝の色は緑褐、開花時期は中である。「オリゾウク」と比較して、花弁表面の色が明紫赤であること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1992年に育成者の所属する会社の温室(ドイツ連邦共和国)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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