タラワ級、スペングラー級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:40 UTC 版)
「地球連合軍の艦船及びその他の兵器」の記事における「タラワ級、スペングラー級」の解説
血のバレンタインより始まった大戦以前から存在した艦を改修し運用能力を付加したモビルスーツ搭載型強襲揚陸艦(艦種略号:LHM Tarawa CLASS)。 艦体中央の艦橋を挟んでV字型にアングルド・デッキを2面、航空機用カタパルト2基とヘリポート、甲板前部と艦体両舷部にMS発進ハッチを備える。武装については特にミサイルに関する記述のある資料、劇中で使用されたシーン共に皆無に等しいため、基数は設定画から判別出来るも対空なのか対艦なのかは不詳である。 『SEED』第37話のパナマ基地でディンに撃沈される姿が散見された後、第38話でムルタ・アズラエルが乗艦する旗艦パウエルとして本格的に登場。その後、格納庫から直接歩行して移動していたハッチ内壁などが戦後に改修され、発進装置として機能するベルトコンベアを持つマイナーチェンジ艦「スペングラー級」も『SEED DESTINY』の時代になって運用されるようになったとされている。 しかし、当該艦を含め『機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおける水上艦の設定・名称は特に曖昧で、アニメ本篇と各資料集とでちぐはぐな点も多く、『DESTINY』第12話では「スペングラー級4(以下略)」と発していたのに対し、索敵モニター上ではタラワ級の艦種略号が表示されており、スペングラー級の略号が画面に映ることは無かった。 パウエル タラワ級。『SEED』のオーブ解放作戦において地球連合軍の旗艦を務め、カラミティ、フォビドゥン、レイダーの3機を艦載、戦闘に投入した。艦長はダーレス。 名称不明艦 (1) タラワ級。『DESTINY』第12話のオペレーション・スピア・オブ・トワイライト序盤に登場したウィンダム艦載艦。 名称不明艦 (2) タラワ級。同話に登場したミネルバ迎撃艦隊の旗艦。固有らしき改装点として、艦載する巨大MAザムザザー用の発進リフトを有していた。ソードインパルスに艦橋を袈裟斬りにされ轟沈した。 J.P.ジョーンズ スペングラー級。洋上におけるロアノーク隊(ファントムペイン)の専用母艦で、艦籍番号は「CV133R」。艦名は大陸海軍の提督「ジョン・ポール・ジョーンズ」に由来する。 固有らしき改装点として、艦内にエクステンデッド専用のメンテナンス設備を有していた。最終的に撃沈は免れ、ロアノーク達がボナパルトへ異動していった事で役目を終えた。
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