ソビエトでの用法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 07:52 UTC 版)
陸軍の単位総軍地域軍 戦域軍 陸上総隊 軍集団方面軍 戦線 軍(方面隊) 軍団 師団 旅団 連隊 半旅団(准旅団) 団 群 大隊 中隊 小隊 分隊 班 組 表 話 編 歴 赤軍の組織における戦線(ロシア語: Фронт)は、アメリカ軍やイギリス軍の軍もしくは軍集団とほぼ同等の意味である。日本語訳では、「戦線」「戦線軍」「正面軍」「戦線正面軍」「方面軍」など様々な訳語が使用される。戦争中の地政学的な領域を表す前線や戦線の一般的な用法とは異なる。 この2つの間の興味深く重要な違いは、赤軍の戦線は、軍レベルでの戦術レベルの固定した空軍兵力をその組織に持っていることである。この空軍は、前線指揮官(通常は地上の指揮官)に従属している。全ての戦線は、STAVKA(最高総司令部)とTVD(Teatr Voennykh Deistvii, 軍事作戦戦区)の両者に報告を行っていた。 赤軍の戦線は、ポーランド・ソビエト戦争やポーランド侵攻時(白ロシア戦線とウクライナ戦線)と第二次世界大戦において創設された。 冷戦中、戦線とその参謀将校達は軍管区に集められ、ワルシャワ条約機構の「ソビエト軍集団(Group of Soviet Forces)」となった。全ての軍管区が戦線に含まれたわけではない。そのため、軍管区は編成上の空軍を保有はしていなかった。
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