ソナタ第49番
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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チマローザ:ソナタ 第49番 ハ短調 | Sonata No.49 in C minor | |
ソレール:ソナタ 第49番 ニ短調 | Sonata No.49 in D minor | |
セイシャス:ソナタ 第49番 | Sonata No.49 |
ハイドン:ソナタ 第49番(ウィーン原典版番号) 嬰ハ短調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ハイドン:ソナタ 第49番(ウィーン原典版番号) 嬰ハ短調 | Sonate für Klavier Nr.49 cis-Moll Hob.XVI:36 op.30-2 | 作曲年: -1780(1770-75?)年 出版年: 1780年 初版出版地/出版社: Artaria |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | 第1楽章 Mov.1 Moderato | 5分30秒 |
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2 | 第2楽章 Mov.2 Scherzando: Allegro con brio | 3分00秒 |
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3 | 第3楽章 Mov.3 Menuet: Moderato | 4分00秒 |
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作品解説
正確な作曲年は不明であるが、1780年にHob. XVI/35~39までの作品から成る「ソナタ集 第1巻」としてウィーンで出版されたことから、それ以前の作であることがわかっている。このソナタ集はアウエンブルッガー姉妹に献呈されている。全3楽章から成る。
第1楽章はモデラートの4分の4拍子で嬰ハ短調。左右のユニゾンによるfの主題で開始し、第2小節目でpが対比する。楽章全体を通してトリル等の装飾音が多用されることが特徴的である。また、展開部(第34小節~)と再現部(第65小節~)の途中にはフェルマータが見られる。再現部では、提示部と異なり、逆スキップのリズムが特徴的に用いられる箇所がある。
第2楽章はアレグロ・コン・ブリオのスケルツァンドで、イ長調で書かれている。ロンド形式による。活き活きとしたリズムが特徴的で、ユニゾンによる部分が効果的に挿入されている。また、ロンド主題は、再現される度に、より細かいリズムで変奏され、曲の終わりに向かって快活さを増していく。
第3楽章はモデラートのメヌエット。嬰ハ短調で書かれている。上行音形が特徴的な主要主題に、コラールのようなトリオが対比を成す。このトリオは同主長調にあたる嬰ハ長調で書かれている。
「ソナタ 第49番」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女はソナタ形式の曲をひいた
- ニ長調ソナタ
- ホ短調のソナタ
- このソナタの通奏低音部はオルガンによって演奏される。
- 「冬のソナタ」を例に挙げるまでもなく、いまや時ならぬ韓流ブームである。
- 彼女はソナタを演奏した。
- ソナタを一曲弾いてあげよう。
- 彼は自作のピアノソナタを演奏した.
- ソナタ形式の音楽作品.
- 興味深いことには, 彼がそのソナタを作曲した時わずか 7 歳でした.
- (ピアノで)ソナタを弾く.
- 彼女はそのピアノソナタを見事に演奏した.
- バッハの無伴奏チェロソナタ.
- むずかしいリストのソナタを弾きこなすなんてその少年は只者ではないといえよう.
- 『クロイツェル・ソナタ』 をただひとつの例外として, トルストイの作品は皆非常な歓迎を受けた.
- 少年はバイオリンソナタを見事に演奏した
- 技術的に完全であるが、乾燥したソナタの演奏
- その作品の最後のソナタ
- ソナタの人並みの演奏
- ピアニストはソナタで最も美しい一節を、スラーを付けて演奏した
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