セメダインC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 01:57 UTC 版)
「セメダインC」はニトロセルロース接着剤:31。別名:CEMEDINE C、C號、C号、C。木、紙、布の接着用。プラモデル(一般的なスチロール樹脂製のもの)の接着には不適当で、変形する可能性がある。 1938年発売:31だが、同一商品名であっても時期によって溶剤成分などの変更を複数回おこなっている。 成分の推移資料年2018頃2010-20201983頃19611948頃1938資料名箱表示2016 SDS, 2010 MSDS 第三者定性分析主成分セルロース 20% 酢酸ビニル樹脂 5% 有機溶剤 75% (製品規格値ではない)ニトロセルロース 10-20% 酢酸ビニルポリマー 1-10% アセトン 40-50% エタノール 1-10% イソプロパノール 1-10% 酢酸ブチル 1-10% ブタノール 1-5% メタノール エタノール イソプロピルアルコール アセトン 印刷名セメダインC CEMEDINE C CEMEDINE C セメダインCは1963年頃の一般消費者向け主力だった:111が、他製品発売により売上内比率は低下したものの、1992年度でも1%を占め年間約250万本(容量不明)生産していた。 2013年にセメダインCは日本初の合成接着剤として国立科学博物館が選定する重要科学技術史資料 § 第6回(2013年)(未来技術遺産)に登録された。登録されたのは「製作年1975年頃」のバージョンである。 工業用製品「321」は本品とほぼ同等品。
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