セイヘブン【セイヘブン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9844号 |
登録年月日 | 2002年 3月 1日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイヘブン よみ:セイヘブン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「レカフェ」に白色系管弁丁字咲混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは中、色は緑、強さは弱、中空の程度は小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度はやや多、節間長は中である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さはやや短、基部の形は凹、一次欠刻、表面及び裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは薄、硬さはやや硬、葉柄の着生角度は水平、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさはやや小、分布状態は主として両側に付着する。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少である。丁字状花部の直径はやや大、長さは大である。花弁の形は管弁Ⅰ及び丁字状花弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅はかなり狭、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外花弁と異なり緑色、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさはかなり小、総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さはやや長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「シャルト」と比較して、葉の基部の形が凹であること、花弁が短いこと、花の中心部の色が外花弁と異なり緑色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「レカフェ」に白色系管弁丁字咲混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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