セイアーバン【セイアーバン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9425号 |
登録年月日 | 2001年 10月 18日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイアーバン よみ:セイアーバン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 10月 19日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に出願者所有の橙色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は橙色のやや大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はかなり高である。茎の太さはやや細、色は緑、強さ及び中空の程度は中、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は多、節間長はやや短である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは長、基部の形は凸、一次欠刻はやや深、葉の表面の色は中、裏面の色はやや淡、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさはやや大、厚みはやや低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少、管状花部の直径はやや小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは中である。花弁の形は平弁、先端の形は尖る、花弁の長さはやや大、幅はやや狭、外花弁の表面の色は橙(JHS カラーチャート1313)、裏面の色は浅橙黄(同2203)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ及び総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さはやや長、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「セイサンバ」と比較して、葉の基部の形が凸であること、外花弁の表面の色が橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者の温室(広島県芦品郡新市町)において、出願者所有の育成系統に出願者所有の橙色系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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