マルイチ (岩手県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マルイチ (岩手県)の意味・解説 

マルイチ (岩手県)

(スーパーマーケットマルイチ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/28 07:27 UTC 版)

株式会社マルイチ
Maruichi Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
020-0044
岩手県盛岡市城西町13番1号
設立 1957年(昭和32年)12月
業種 小売業
法人番号 7400001000836
事業内容 生鮮食料品・加工食品・酒類・惣菜・くすり・日用雑貨等の販売
代表者 小笠原弘治(代表取締役)
資本金 30百万円
決算期 8月31日
主要株主 ベルジョイス 
外部リンク http://www.super-maruichi.co.jp/
特記事項:1950年創業。
テンプレートを表示

株式会社マルイチMaruichi Co., Ltd.)は、岩手県盛岡市に本社を置くスーパーマーケットCGCグループに加盟している[1]

概要

1950年盛岡市材木町にて酒販店として創業。1957年、総合食品セルフサービス店の開業と同時に株式会社に改組した。

盛岡を地盤に、スーパーマーケットや酒のディスカウントストア「タストヴァン」などを運営。共同卸の「ベルグループ」(ベルプラスアークスグループベルジョイス系列)に加盟し商品供給を受ける。ベルプラスの資本参加を受け、事実上同社の傘下にあるが、独立運営を志向している。

長らく盛岡市周辺を商圏としてきたが、1997年3月15日に「タストヴァン北上店」で北上市に進出(2019年5月6日閉店[2])したのをきっかけに南下。100円ショップセリア」や「業務スーパー」にフランチャイズ加盟し展開。沿岸の山田町久慈市にも出店している。

2009年には、同社と秋田県に本拠を置くタカヤナギ伊徳ホールディングスの4社による経営統合を発表した。当時他の3社はCGCグループに加盟していたことから、統合計画発表後当社も加盟(それ以前からベルグループ経由でCGCからの仕入れは行っていた。)。その後2010年に計画は白紙となり[3]、一時はベルプラスと2社での経営統合を模索した(現在は先述の通り独立の方針)。

2013年に社名を「マルイチ」に変更している[4]

2019年に従来のポイントカードに代わり、電子マネー付きポイントカード「CoGCa」(コジカ)を導入している。

沿革

  • 1950年(昭和25年) - 創業。
  • 1957年(昭和32年)12月 - セルフ型店舗開業。
  • 1973年(昭和48年) - 盛岡市城西町(現本社所在地)に「スーパーマーケットマルイチ」として開店。
  • 1994年(平成6年) - 酒販業態「タストヴァン」開店。
  • 1997年(平成9年) - 「タストヴァン北上店」を出店し、北上市に進出(後に撤退)。
  • 2001年(平成13年) - 100円ショップ「セリア」FC運営開始。
  • 2004年(平成16年) - 「ビッグハウス」開店。
  • 2005年(平成17年) - 「業務スーパー」開店。
  • 2013年(平成25年) - 社名を「スーパーマーケットマルイチ」から「マルイチ」に変更。
  • 2019年(令和元年) - 電子マネー付きポイントカード「コジカ」を導入[5]

運営店舗

スーパーマーケット

  • マルイチ
盛岡市に9店舗、奥州市釜石市に各2店舗、矢巾町宮古市に各1店舗展開。なお、盛岡市内のみたけ店には「Wing food market」(ウイング フードマーケット)、同じく盛岡市内の緑が丘店と中の橋通店には「MarketPlace」(マーケットプレース)のサブネームが付与される。コジカ利用可能。
  • マルイチマルシェ
岩手県産の生鮮食品の品揃えを強化したスーパーマーケット。久慈市大船渡市花巻市に各1店舗展開。
  • ビッグハウス
ベルジョイスほかアークスグループを始めとするCGCグループ共通のディスカウントスーパーブランド。
上盛岡店のみ運営。
エリアフランチャイジー。盛岡市に4店舗、奥州市と花巻市に2店舗、雫石町八幡平市・久慈市・山田町・釜石市・大船渡市に各1店舗展開している。
マルイチ業態から転換した店舗もあれば、併設する形で出店している店舗もある。
酒類の他、生鮮食品や一部CGC商品も取り扱っている。コジカは利用不可。

その他

  • タストヴァン(酒専門店)
殆どの店舗が前述のマルイチ・マルイチマルシェ・業務スーパーに併設される形で展開。
城西店(本部の1階に出店)のみ独立店舗扱いされているが、同店もマルイチが隣接して出店している。
  • 産直はなまる市場(産地直売所)
全店が前述の各スーパーマーケットに併設もしくは隣接の形で営業している。
ただし、上盛岡店(ビッグハウス上盛岡店の別棟に出店)は公式サイト上では独立店扱いとなっている[6]
FC店舗。盛岡市に1店舗。

過去

  • マルイチプレンティ
特売やチラシ配布を抑えたEDLP業態。
ななっくに1号店をオープンし、業態転換したものと合わせ盛岡市内に3店舗展開されていたが、ななっく店は2019年5月15日に閉店[7]、他の2店舗もマルイチ業態に再転換している。

脚注

  1. ^ 宮崎県内にも同業種かつ同名の「株式会社マルイチ」が存在するが関連性は無い
  2. ^ タストヴァン北上店閉店のごあいさつ マルイチ(2019年5月10日) 2019年7月10日閲覧。
  3. ^ “秋田・岩手のスーパー4社「経営統合を断念」”. 日本経済新聞. (2010年5月21日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD21087_R20C10A5000000/ 2014年4月24日閲覧。 
  4. ^ “会社案内 沿革”. マルイチ. (2014年4月24日). http://www.super-maruichi.co.jp/company/index.html 2014年4月24日閲覧。 
  5. ^ お知らせ マルイチのビッグハウス上盛岡店、直産はなまる市場上盛岡店で電子マネー「CoGCa(コジカ)」のご利用がスタート!コジカ公式ホームページ (2019年8月1日) 2019年9月15日閲覧。
  6. ^ 店舗情報 一覧”. マルイチ. 株式会社マルイチ. 2023年12月10日閲覧。
  7. ^ プレンティななっく店閉店のごあいさつ マルイチ(2019年5月10日) 2019年7月10日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マルイチ (岩手県)」の関連用語

マルイチ (岩手県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マルイチ (岩手県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマルイチ (岩手県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS