スポーツ関係の公職
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 01:22 UTC 版)
「ブライアン・クックソン」の記事における「スポーツ関係の公職」の解説
自転車競技関係組織において、クックソンは、1981年から1985年まで地区のロードレース競技の事務局、1984年から1987年まで地区副会長、1993年から1997年まで地区会長を務め、さらに、1984年から1993年に当時のイギリス自転車連盟 (BCF) の競技担当執行役員、1996年以降はBFCの執行役員となった。1996年以降、クックソンは自転車競技を代表して、イギリスオリンピック委員会の一員となっている。 1986年、クックソンは国際自転車競技連合 (UCI) から審判資格を得て、ツアー・オブ・ブリテン、(ツアー・オブ・ブリテンの一環として行なわれる)ミルク・レース、ワルシャワ=ベルリン=プラハを結んで行なわれるピース・レース (Peace Race) をはじめ、オーストラリア、南アフリカ共和国、ドイツ、スペイン、フランスなどで開催される競技の運営に関わるようになった。クックソンは、フランス、イギリス、スイスで開催された世界選手権や、バルセロナオリンピックの運営にも関わった。 2009年、UCIの委員に選出され、2009年から2011年までシクロクロス競技の委員長に任じられ、次いで2011年からはロードレース競技の委員長となった。 2007年のツール・ド・フランスでドーピング疑惑が浮上した際には、声明を出して、主催者にクリーン・スポーツとして競技を守るよう訴えた。クックソンはまた、「ブリティッシュ・サイクルでは、最上級のポディアムレベルから、若手競技者の指導・育成に至るまで、組織を挙げて、常々強力な反ドーピングの姿勢を徹底している」とも述べた。 2013年6月4日、クックソンは自転車競技の国際組織である国際自転車競技連合 (UCI) の会長選挙に立候補することを表明した。9月27日にイタリアのフィレンツェで開催された年次総会において、クックソンは会長に選出された。
※この「スポーツ関係の公職」の解説は、「ブライアン・クックソン」の解説の一部です。
「スポーツ関係の公職」を含む「ブライアン・クックソン」の記事については、「ブライアン・クックソン」の概要を参照ください。
- スポーツ関係の公職のページへのリンク