スペシャルエディション3部作
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「機動戦士ガンダムSEED」の記事における「スペシャルエディション3部作」の解説
テレビシリーズ全50話(以下原典)を再構成し、一部に新作カットを追加した特別総集篇。PHASE-01 - 21までを描いた「虚空の戦場」、同22 - 40までの「遥かなる暁」、同41 - FINAL-PHASEまでの「鳴動の宇宙(そら)」の3部作で構成されている。 画面アスペクト比は4:3ノーマル・サイズのままで16:9ワイド状になるよう原画の上下部分をクロッピングしている4:3レターボックス(ケース1)で新撮。数人の声優が諸事情(海外在住など)から変更され、サブキャラクターの兼任などから一人二役以上を担当するキャスティングも増えており、その後の関連ゲーム作品では本3部作版のメンバーでアフレコされているものの方が多く、続篇の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の回想シーンでは一部採用されている。 ストーリーは大幅な短縮が図られ、一部には原典とは全く異なるシーンへと新規カットで差し替えられていたり、存在自体が省略されていたりもする(ヘリオポリスの救命ポッドから出てきたフレイ・アルスターがキラではなくサイ・アーガイルと抱き合う、モラシム隊が登場しない、クロト・ブエルのレイダーがディアッカ・エルスマンのバスターに撃たれて戦死する、など)。 「虚空の戦場」「遥かなる暁」の2作はDVD版発売に先駆けて2日間に分けた前後篇スタイルで地上波放送されたが、「鳴動の宇宙」はDVD版リリースのみでテレビ放送はされなかった。 続篇『SEED DESTINY』やリメイク版『機動戦士ガンダムSEED HDリマスター』でも一部カットが流用されている(前者では4:3ノーマルの画面比に合わせて16:9部分の原画の左右を、後者では同16:9部分のみをクロッピングした状態)。 2019年10月25日に機動戦士ガンダム40周年プロジェクト『ガンダム映像新体験TOUR』として『虚空の戦場 HDリマスター』を大型スクリーン規格ULTIRA劇場上映、2020年2月7日には『スペシャルエディションII 遥かなる暁 HDリマスター』を上映。 機動戦士ガンダムSEED -虚空の戦場-、MBS・TBS系列、2004年3月22日 - 同3月23日放送『機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場』DVD&UMD、バンダイビジュアル、2004年8月27日&2009年4月24日発売 機動戦士ガンダムSEED -遥かなる暁-、MBS・TBS系列、2004年7月27日 - 同7月28日放送『機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディションII 遥かなる暁』DVD&UMD、バンダイビジュアル、2004年9月24日&2009年4月24日発売 『機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編 鳴動の宇宙』DVD&UMD、バンダイビジュアル、2004年10月22日&2009年4月24日発売 『G-SELECTION 機動戦士ガンダムSEED/SEED DESTINY スペシャルエディション DVD-BOX』DVD、バンダイビジュアル、2011年2月25日発売
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