スペイン内戦~フランス侵攻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:53 UTC 版)
「アドルフ・ガーランド」の記事における「スペイン内戦~フランス侵攻」の解説
1936年、スペイン内戦が勃発。ドイツはフランコ政権を支援して義勇軍を送り込んだ。スペイン内戦の間、ガーランドはコンドル軍団第88戦闘飛行隊第3中隊長(3./JGr88)として300回以上の戦闘任務をこなした。当時の乗機は旧式のハインケルHe51で、対地戦闘が主任務であった。1939年、ヴェルナー・メルダースに中隊長職を引き継ぎ、ガーランドはドイツ本国へ帰還、ダイヤモンド付きスペイン十字章を授与された。 1939年9月、大尉に昇進。ポーランド侵攻時、第2地上攻撃教導航空団第2中隊長の任に就いた。ヘンシェルHs123を乗機として50回以上の戦闘任務をこなした。2級鉄十字章を授与された。 1940年2月、ガーランドの希望が聞き届けられ、第27戦闘航空団(JG27)の戦闘機パイロットとして転属された。この頃からメッサーシュミット Bf109を乗機としている。1940年5月、ドイツはフランスへ侵攻。5月12日、ベルギーのリエージュ近郊でガーランドは初の敵機撃墜を達成、さらに同日中に2機を撃墜した。5月19日、5機撃墜を達成してエース・パイロットとなる。その後もスコアを伸ばして計14機を撃墜した。6月6日、第26戦闘航空団第3中隊長に昇格。
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