スペイン初のワールドチャンピオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 05:41 UTC 版)
「カルロス・サインツ」の記事における「スペイン初のワールドチャンピオン」の解説
1989年に、TTEへ移籍。トヨタ・セリカST-165を駆るサインツは序盤リタイアを重ねるものの、随所に光る走りを見せ、終盤3戦で連続表彰台を獲得した。 1990年は開幕から好調で、アクロポリスで初優勝を成し遂げ、サンレモで3位に入り、デビュー4年目にして初の世界チャンピオンに輝いた(日本車に乗った初のWRCチャンピオンでもある)。この年挙げた4勝のうち、1000湖ラリーでは「北欧出身ドライバーでなければ勝てない」というジンクスを破って優勝した。またアジアパシフィックラリー選手権においてもタイトルを獲得し、記録づくしの一年となった。 1991年は5勝をするものの、ランチアのユハ・カンクネンに敗れランキング2位。1992年には新型マシンセリカST-185が登場する。セッティング幅を持たせる目的で投入したサスアームの取り付け角を調整出来るサスペンションが仇となり序盤は苦戦するも、通常のサスペンションに変更した中盤以降は熟成も進み、ランチアのオリオールとの熾烈な争いの末、最終戦のRACラリーで2度目のタイトルを獲得した。 チームやトヨタ首脳陣とも良好な関係を築き、彼のタイトルを記念して、ST-185をベースに“カルロス・サインツエディション”という特別限定車も発売され、共に栄光を分かち合ったトヨタとのパートナーシップは翌年も続くように思われた。しかし、TTEは1993年以降イギリスの石油会社カストロールのスポンサードを受けることになり、サインツは個人スポンサーのレプソル(スペインの石油会社)とのバッティングを避けるためにTTEを離れることになる。
※この「スペイン初のワールドチャンピオン」の解説は、「カルロス・サインツ」の解説の一部です。
「スペイン初のワールドチャンピオン」を含む「カルロス・サインツ」の記事については、「カルロス・サインツ」の概要を参照ください。
- スペイン初のワールドチャンピオンのページへのリンク