スペイン・レトロスペクティブとは? わかりやすく解説

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スペイン・レトロスペクティブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/29 15:13 UTC 版)

ラテンビート映画祭」の記事における「スペイン・レトロスペクティブ」の解説

スペイン・マドリード出身のアルベルト・カレーロ=ルーゴは、大学卒業後にスペイン国立テレビ・ラジオ学校学びテレビシオン・エスパニョーラ働いていた。余暇には日本語勉強しており、1994年には日本文部省奨学金得て東京藝術大学留学デザイン学科視聴覚映像研究室で学んだ当時日本ヨーロッパ映画といえばフランス映画イタリア映画以外はあまり知られておらず、カレーロ=ルーゴスペイン映画南アメリカ映画紹介計画する。 まずは1997年スペイン国営通信社であるEFE通じて東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(TILGF)に『ごめん、でもルーカスは僕を好きだったんだ』を売り込んで上映。カレーロ=ルーゴ日本紹介した初のスペイン映画がこの作品であり、監督日本訪れて映画祭出席しているが、監督実際に訪れるまで日本の映画祭で上映されることを冗談だと思っていたという。1999年には同映画祭中に「スペイン・レトロスペクティブ 70-80年代のスペイン・ゲイ・フィルム」という企画設け、『国会議員』などのLGBT長編5本、ペドロ・アルモドーバル監督短編1本を特集上映した。この企画にはスペイン大使館文化参事官臨席し、「芸術的に社会文化的にも非常に意義がある」と述べている。 2000年にはネストール・アルメンドロス監督キューバ同性愛者迫害追ったドキュメンタリー不良行為』を東京国際レズビアン&ゲイ映画祭上映。この映画低予算撮影された映画であり、フランス・パリに1本だけフィルム現存していた希少価値の高い作品である。キューバ作家レイナルド・アレナスの『夜になるまえに』(国書刊行会)がジュリアン・シュナーベル監督によって映画化されたばかりであり、『不良行為』はその話題性多く観客集めた

※この「スペイン・レトロスペクティブ」の解説は、「ラテンビート映画祭」の解説の一部です。
「スペイン・レトロスペクティブ」を含む「ラテンビート映画祭」の記事については、「ラテンビート映画祭」の概要を参照ください。

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