スペインとの関わり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 03:20 UTC 版)
1985年、日本とスペイン・カタルーニャ州の文化・経済・社会全般を相互に理解・認識を深めることを目的に「日本・カタルーニャ友好親善協会」を設立。1986年にはバルセロナに事業所を開設し、カタルーニャ州の伝統的な行事「サン・ジョルディの日」を輸入、全国主要都市において書店業界や花業界と連携してのイベントを行った。このイベントは、2001年12月に公布された子どもの読書活動の推進に関する法律第10条において、4月23日は「子ども読書の日」に定められるに至った。イベントは現在も継続して実施している。スペインとのつながりはこれだけ留まらず、世界デザイン博覧会の名古屋城会場では、ガウディの城の企画・運営を行ない、スペインワインの輸入も開始した。1998年にはスペインのサラマンカ大学に設立された日本スペイン文化センターを日本側で支援することを目的に「日本サラマンカ大学友の会」を設立し、事務局としてその活動に取り組んでいる。これらの実績が認められ、谷喜久郎会長が2006年スペイン国王より文化勲章にあたる「アルフォンソ十世勲章」を受章。また、2012年には玄葉光一郎外務大臣より日本とスペインとの相互理解の促進に貢献したものとして、「平成24年度外務大臣表彰」を受賞した。2013年~2014年に日本とスペインにおいて展開される日西交流400年記念事業でも、「サンジョルディの日」のコンセプトを導入した街バルを銀座で共催した。
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