スタイル及び影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 04:29 UTC 版)
「カルビンとホッブス」の記事における「スタイル及び影響」の解説
『カルビンとホッブス』を特徴づけるのは、簡素ながらも職人的な丁寧な作画、知性を感じるユーモア、痛烈な批評眼、社会・経済への含蓄ある指摘、そして個性あふれる登場人物たちであろう。こうした特徴は、チャールズ・M・シュルツの『ピーナッツ』、パーシー・クロスビーの『スキッピー(スキピイ)』、ジョージ・ヘリマンの『クレイジー・カット』等の先行者と共通している。また、ワターソンによる社会風刺としての漫画著作は、ウォルト・ケリーの『Pogo』と相通じるともされている。『カルビンとホッブス』連載初期の作風は、特にシュルツとケリーの影響が色濃い。 ワターソンの芸術スタイルで特筆すべき点は幾つかある。登場人物の多様性と大げさな表現。カルビンの空想癖の裏側にある綿密に組み立てられつつ風変わりでもある背景。写実的な動き。しばしば登場する視覚的なジョークと隠喩。以前よりも大きなスペースが与えられた連載後期に、ワターソンは、その都度異なるレイアウトや全く会話のないストーリー、空白の多用などの自由な試みを行った。 ワターソンの作画はまず、最低限度の簡単な鉛筆スケッチから始まる。それから、小さなセーブルブラシとインドインクを使って清書に入る。彼は色遣いに注意を払う。作画にかかる時間のうち、かなりの時間を日曜版に使う最適な色の選択に費やしていた。
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