ジェイミーの宿敵ジョナサン・ランダル(ブラック・ジャック)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 05:19 UTC 版)
「ジェイミー・フレイザー (架空の人物)」の記事における「ジェイミーの宿敵ジョナサン・ランダル(ブラック・ジャック)」の解説
背中には鞭打ちの跡が残っており幼馴染のイアンは「1インチの隙間もないほど」の傷跡になっている。これは度重なる鞭打ちの痕跡でありそのうち2回はジョナサン・ランダルがつけたものである。1回目はジェイミーが19歳の時、彼と姉のもとに「赤軍服」(イングランド兵士)が来た際にアルドスミア刑務所にてジョナサン・ランダルが鞭を打った。すでに刑が完遂されたにも関わらず自らもう一度刑を執行しようとし刑務所の医師に止められ一週間後に執行している。ジェイミーの傷は治っておらず鞭には彼の皮膚、肉がこびりつき足元には血だまりができていた。ジョナサン・ランダルはこの時ジェイミーとの自分の間に「愛」を感じ「美」を追求した。刑の執行を見た父のブライアン・フレイザーはあまりの凄惨さに脳卒中でなくなっている。2回目はウェントワース刑務所にてやはりジャック・ランダルが鞭打った。さらにウェントワース刑務所ではジェイミーを救おうと刑務所に侵入したクレアがジョナサン・ランダルにつかまり、彼女を逃がすために彼の求めに応じ肉体的にも精神的にも非常に大きなダメージを受ける。この際に右手に大けがを負い後遺症が残る。ジョナサン・ランダルはジェイミーのことを「アレックス」と呼ぶこともある。彼は常にクレアを意識し強烈な嫉妬心を抱いている。ジェイミーを介してクレアとつながっていると語る場面もある。パリでジェイミーとジョナサン・ランダルは決闘することになりジェイミーはジョナサンの股間に剣を刺し性的不能者にする。これを知ったクレアはフランクが生まれなくなったと悲しんでいる。決闘の場にいたクレアは流産しジェイミーはバスティーユに投獄された。のちに起こるカロデンの戦いにおいてついにジェイミーはジョナサンを倒す。 ジョナサン・ランダルはクレアが20世紀に結婚した夫フランク・ランダルの直系の先祖ではない。フランクはジョナサン・ランダルの弟の直系の子孫である。フランクとジョナサンは性格は全く異なるが、容姿は非常に似ている。ジョナサン・ランダルは20世紀からタイムスリップしてきたばかりのクレアと森で遭遇した時に彼女をレイプしようとした。それより以前にラリーブロッホでジェイミーの姉のジェニーをレイプしようとした。いずれも未遂に終わっている。ドラマでは弟の死に際し弟の遺体を殴り続ける場面があるが原作にはそのような描写はない。残忍で酷薄、暴力的な半面約束は生真面目なほどに守る。カロデンの戦いの以前に弟の治療をクレアに頼んだ際は約束としてイングランド軍の情報をクレアに流している。ラベンダーのオイルを愛用。
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