シングル・アクション・アーミーとは? わかりやすく解説

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【シングル・アクション・アーミー】(シングル・アクション・アーミー)

Single Action Army

アメリカコルト社が1873年開発したシングルアクション回転式拳銃
略称「SAA」、愛称ピースメーカー(Peace Maker)」。
アメリカ陸軍制式採用された際の制式名は「M1873」。
装弾数は6発。
口径.45ロング・コルト弾をはじめ、.22口径~.455口径まで全36種類上のバリエーション存在する

1872年アメリカ陸軍採用試験が行われ、陸軍用の7.5インチモデルが最初生産となる。1896年からはフレーム強化し無煙火薬使用するスモークレスモデルが登場
1892年ダブルアクション式の「ダブルアクションアーミー」に替わるまで、20年もの間アメリカ陸軍制式拳銃として活躍した
1940年には第二次大戦のためいった製造中止となるが、1947年生産再開し、これはポスト・ウォー(戦後)モデル呼ばれている。
多く西部劇ファン親しまれ今なお生産続けられている。

銃身長の違いによるバリエーションそれぞれに愛称与えられ、3インチの「シェリブズ」、約4.75インチモデルの「シビリアン」、5.5インチモデルの「アーティラリー(フロンティア)」、7.5インチモデルの「キャバルリー」、8インチ以上(最高14インチ)の長銃身型を総称した「バントライン・スペシャル」等がある。
モデルによって、フロントサイトリアサイトハンマーシリンダー、トリガーガード等の形状位置が違うのが特徴

特許はすでに切れており、コルト社以外からもコピーモデル発売されスタームルガー社からは「ブラックホーク」、ベレッタ社からは「スタンピード」、タウルス社からは「ガウチョ」がそれぞれ発売されている。

またこの銃は西部劇にも度々登場し映画に登場するガンマン定番であった
目にも止まらぬ抜き撃ち連射撃鉄をもう一方の手連打することで高速連射する「ファニング」、華麗なスピンといった数多くガンプレイ披露している。

スペックデータ



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