シエルの家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 18:06 UTC 版)
ヴィンセント・ファントムハイヴ 声 - 興津和幸 シエルの父親。ファントムハイヴ伯爵家先代当主。 容姿端麗で、泣きぼくろが特徴の線の細い美男子。髪はブルネット。普段は穏やかで物腰の柔らかい人物だが、本性は女王の番犬としてかなり冷徹でやり手の人間であったことがしばしば示唆される。親しい相手には人を食ったような言動も多い。物語開始の3年前に屋敷を何者かに襲撃され、妻レイチェルや使用人と共に惨殺される。遺体は屋敷ごと燃やされた。 ウェストン校の出身者で、紺碧の梟寮の監督生を務めた過去を持つ。当時、翡翠の獅子寮の監督生であったディーデリヒを自らの手駒にすべく、クリケット大会の優勝を賭けて勝利する。勉学に秀でて運動に疎い青寮の優勝はこれが唯一とされ、シエルがウェストン校に潜入したときにも「碧の奇跡」として語り継がれていた。テレビアニメ版 アンジェラに惨殺される。遺体はレイチェルと顔を縫合され、シエルの記憶の中で彼を驚愕させたうえ、現世ではアンジェラに異端の教団の教祖として操られており、正体を知らないシエルに殺害を指示されたセバスチャンの投擲したナイフによって頭部を貫かれて倒れた後、アンジェラに崩壊させられた教会の瓦礫の下敷きとなる。 レイチェル・ファントムハイヴ 声 - 植竹香菜 シエルの母親。 亜麻色の髪を持つ美人。生前は病弱で喘息持ちだったが、性格は陽気でくだけている。妹のマダム・レッドとは雰囲気が似ているという。ヴィンセントと結ばれ幸せな日々を送るが、3年前、夫とともに何者かに惨殺される。テレビアニメ版 アンジェラに惨殺される。遺体はヴィンセントと顔を縫合され、シエルの記憶の中で彼を驚愕させる。その後、アンジェラによって改竄されたシエルの記憶の中にヴィンセントと共に出現し、シエルを浄化しようと誘うも成功の寸前で拒絶され、ヴィンセントと共に消滅する。
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