サービス機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 02:46 UTC 版)
「住宅・都市整備公団9100形電車」の記事における「サービス機器」の解説
ドア上部にはLED式車内案内表示器(2019年度に全編成がLCDに交換済み)が設置されている。仕様は京成3700形や北総7300形に準ずるが、装置自体は乗り入れ先全社で使用可能だった。また当初は自動放送装置を設置していた。 その後、2012年から2014年にかけて、外部表示のフルカラーLED化と同時に車内案内表示器を京成3000形や北総7500形等と同様のもの(こちらを参照)に変更のうえ千鳥配置とし、表示器のないドア上部は路線図掲示スペースとなった。 このほかに車内でのAM・FMラジオ聴取用の電波増幅器、各側面に車外案内放送用スピーカーを2個設置する。また、登場当時には3・6号車の車端部に通勤電車では初めてのカード式の公衆電話が設置されていた。その後1997年(平成9年)度に撤去されたが、電話室の区画はそのまま残されている(1次車のみ)。この公衆電話は都営浅草線などの地下区間では利用できなかった。 冷房装置は屋根上集中式の能力41.86kW(36,000kcal/h)の装置を搭載する。装置はインバータによる容量可変式で、マイコンによって快適な室温に制御されるものである。車内の冷気拡散はラインフローファン方式で、補助送風機(ラインデリア)を設置する。
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