サハ170形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 08:48 UTC 版)
「伊豆急行100系電車」の記事における「サハ170形」の解説
乗客増加による編成増強に伴い製造された2等(普通)付随車。乗務員室の位置や有無、後年のトイレ設置など車両によって多数の差異が存在した。 171・172 - 1964年8月に171、1968年10月に172を導入。伊東駅寄りの山側に乗務員室が設置されていた他、1986年に171へ、1992年に172へトイレが増設された。車内には74人分の座席に加え、補助座席が3席分存在した。 173・174 - サロハ180形(181・182)から1970年6月に格下げされた車両。乗務員室は伊豆急下田駅側に設置されていた他、製造当初からトイレが存在した。 175・176 - 1972年7月製造。車体形状は171・172と同様であった。176は1982年にクハ161へ改造された。 177 - 1973年7月にサロハ183から格下げ改造。製造当初からトイレが設置されていた一方、乗務員室は存在しなかった。 形式名両数番号定員自重全長全幅全高台車備考サハ170形 7両 171 165人(着席74人)(補助席3席) 25.0t 20,000mm 2,890mm 3,805mm 東急TS317B 乗務員室は伊東駅側に設置 172 東急TS318A 乗務員室は伊東駅側に設置 173,174 165人(着席77人) 24.5t 東急TS317A サロハ181,182から改造乗務員室は伊豆急下田駅側に設置1983年に台車を東急TS301Aへ交換 175,176 165人(着席77人) 25.0t 東急TS318A 乗務員室は伊東駅側に設置176はクハ161へ改造 177 170人(着席80人) 24.5t 東急TS317A サロハ183から改造乗務員室なし
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