サロハ180形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 08:48 UTC 版)
「伊豆急行100系電車」の記事における「サロハ180形」の解説
3両が製造された1等・2等合造付随車。3両が導入され、全車とも製造当初は伊豆急下田駅側に1等座席が、伊東駅側にトイレが設置されていたが、導入時期によって以下のような差異が存在した。全車とも1970年代前半までにサハ170形へ格下げされた。 181・182 - 伊豆急行開通時に導入された車両。計画時は2等付随車として導入する予定だったが急遽合造車に変更されたため、窓配置は後に製造されるサハ170形2等(普通)付随車と同様で、1等座席にも3人掛けのロングシートが存在した。1970年にサハ170形(173・174)へ格下げされた。 183 - 想定以上の乗客増加に伴い急遽増備された車両。当初から合造車としての登場が決定していたため、1等車側の乗降扉が連結面側に移設され客室とデッキで区切られた他、座席も全てクロスシートとなった。1962年に製造後、翌1963年に前述のクロハ155の改造に合わせ、同車と連結して1両分の1等座席を確保するため車両の方向転換を実施した。1973年にサハ170形(177)へ格下げされた際、1等部分の乗降扉の位置変更やデッキ、トイレの撤去などの改造が施されている。 形式名両数番号定員自重全長全幅全高台車備考サロハ180形 3両 181-182 1等30人(着席30人) 2等86人(着席41人) 24.5t 20,000mm 2,890mm 3,805mm 東急TS317A 1970年にサハ180形(173・174)へ改造 183 1等32人(着席32人) 1973年にサハ180形(177)へ改造
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