サッカー球技場建設計画について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 07:57 UTC 版)
「沖縄県営奥武山公園」の記事における「サッカー球技場建設計画について」の解説
2013年2月、那覇市は陸上競技場を、Jリーグクラブライセンス制度の施設基準を満たすサッカー球技場として建て替える方針を表明した。この時点では収容人数20,000人、総工費約130億円、2016年度の着工、2019年度の供用開始を見込んでいた。なお、那覇市内に陸上競技場が無くなることについては、南風原町の黄金森公園陸上競技場と本スタジアムを両市町の住民が相互に利用することを可能とすることで那覇市・南風原町の間で合意した。2013年4月26日、この計画に対して沖縄陸上競技協会は陸上競技兼サッカー場として整備するように求める要望書を那覇市に提出した。また、「那覇市内に陸上競技場があることが陸上競技やスポーツの振興につながる」とコメントしている。 2014年3月までに、那覇市はサッカー球技場として整備することを決定。2015年4月、那覇市は、全体計画策定費として1,280万円を予算化すると共に、全体計画策定業務を委託することが明らかとなった。なお、施設の収容人員は最大25,000人、屋根付きの4階建の構造となる見込み。 2016年9月、沖縄県はスタジアムの建設計画を公表した。建設予定地は奥武山公園内の陸上競技場、サブグラウンドなどの約5.7ヘクタールの土地であり、収容人員は25,000人のJ1規格となる見通し。なお、総事業費(用地取得費含む)は約218億円で、着工が2019年度、完成が2021年度、2022年度の供用を見込んでいる。 2017年10月に沖縄県が発表した整備基本計画によると、サッカーやラグビーに対応した球技場として、地上6階建て、延べ床面積は4万7,500平方メートル、収容人員2万人、開業は2023年度の予定で、178億円の総事業費の財源として沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)の活用も検討している。また、大型映像装置、VIPルーム、立体駐車場を設置する他、外壁にデジタルサイネージ、フットサルコートも設ける予定としている。
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