サイレント図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 15:04 UTC 版)
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!の企画」の記事における「サイレント図書館」の解説
メンバーとゲストの計6人(初期はヘイポー、のちにゲストを招く。コンビ芸人がゲストとして参戦した時のみ7人)が図書館の一室で罰ゲームを行う企画。ルールは、人数分(基本は6枚)のカードのうち1枚ずつ選び、ドクロのカードを引いた者がお題に書かれた罰を受ける。罰を受ける確率は1/X、鼻毛抜き・皮ベルトビンタ・熱々スライム乗せなどの一部の罰はドクロカードが2倍で2/X。場所が図書館であるため、メンバー(ヘイポーおよびゲスト含む)は声を出してはいけないのがこの企画の特徴で、「絶対に笑ってはいけない」シリーズの原形企画といえる。また、ヘイポー以外のゲストはアーネスト・ホースト(2004年4月25日放送)、三谷幸喜(2008年6月1日放送)、東幹久(2016年6月5日、12日放送)、小沢仁志(2017年4月23日放送)、千鳥(2017年9月3日放送)、袴田吉彦(2018年3月11日、18日)、HIKAKIN(2018年10月21日)、片寄涼太(2019年3月31日 1時間SP)、武田真治(2020年4月5日放送)、ミキ(2021年1月17日放送)。さらに、「絶対に笑ってはいけない高校(ハイスクール)」の一部でもこの企画が行われ、田中がタイキック、松本がこちょばしマンの罰を受けた。 アーネスト・ホーストがゲスト出演した回が動画共有サイト「YouTube」に無断アップロードされたところ、500万再生が記録されるなど海外のネットユーザーから大きな反響を呼び、各国でパロディ化に至った。さらにはアメリカのMTVがフォーマットを購入し、2008年12月28日から現地版「Silent Library」が制作・放送されるほどになった(2011年のシーズン4で終了)。また、アメリカ最大のプロレス団体であるWWEでも同様の企画が制作されている。アメリカのロックバンド、ウィーザーの楽曲『Pork and Beans』のプロモーションビデオには、YouTubeで話題を呼んだ多くの動画が引用される演出がされており、その中にもこの企画の動画が使われている。無断アップロードから始まったこの現象に対し、松本は「世界でウケるのはうれしいけど複雑」と、意図せず自分たちの笑いを受け入れられていることに困惑するコメントを残している。初期の全6回がDVD第11巻に収録。
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