コーパス計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 07:52 UTC 版)
コーパス計画は、言語の形態に対する規範的な介入を指す。これは、新しい単語や表現の創造、古い単語や表現の変更、代替的な形態の選択により達成される。コーパス計画の目的は、新たな言語資源を開発することにある。行政や教育などに必要な専門用語に満ちた、近代的な話題や会話の形態のためのコミュニケーションの手段として相応しいものにするためにである。コーパス計画は、しばしば言語の標準化と関わりを持っており、ある言葉のコミュニティの話者や筆者を手引きするための規範的正書法や文法や辞書を含む。言語純化主義や外来語排除の取り組み(固有語#言語純化運動と借用語論を参照)や、綴り字改革、新たな書記体系の導入(トルコ語の文字改革を参照)も、コーパス計画に属する。以前無文字だった言語では、コーパス計画の第一歩は書記体系の開発である。
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