コンテンツ終了までの経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 06:57 UTC 版)
「四ッ谷式Cyber Project」の記事における「コンテンツ終了までの経緯」の解説
まず始めに、コーズが倒産する数ヶ月前に四ッ谷式全番組のディレクター及び構成作家を務める斉藤Kが四ッ谷式とは関係のないイベント上で、コーズ・プランニングからの離脱を宣言。これは、コーズとしても寝耳に水だったようで、イベント会場に居合わせた四ッ谷式リスナーからの問い合わせメールで初めて知ったという社員もいた。この時点で、コーズは慢性的な人手不足に陥ることとなり、Voice Stream開始により増えすぎた番組を運営する能力に欠けていたと言われる。これに対しコーズは、斉藤Kの後任として彼の先輩で、同じくラジオディレクターであった筒井武にディレクターを頼むことでその場を凌いだ。しかし、Voice Streamと合わせ13番組もあるのに対し、有料会員の契約者は増えず、3ヶ月契約特典の度重なる遅延などから不信感を強めた会員の解約などが相次ぎ、既に会員制コンテンツとしては成り立たなくなっていた。それでも、一縷の望みを掛け外部から人を雇うなどの手配を進めていたコーズであったが、2003年8月に全サービスの終了を発表した。 この時、倒産の主な原因の一つにオーツー、ライツ時代に作った借金をコーズが引きずっていたと言うことを、Webマスターがチャット参加者に漏らしている。予期されたいとはいえ、終了宣言を前にリスナーは混乱し、コーズが入っているビルに抗議に行くという者が掲示板で参加者を集うなどの事態が生じた。これに対し、ある程度事情を知るチャット参加者などは冷静に激発を抑えたが、Webマスターが「既にコーズのあったビルには別の会社が入っている」と説明したため、実行に移されることはなかった。(ちなみにコーズの跡地に入った会社とは、声優事務所のラムズである) その後、四ッ谷式内で放送されていた番組のうち、一部の番組は上記の通りラムズが展開するアニスタTVへと移行したが、中には移行せず終了される番組もあった。 尚、2007年現在、地上波の四ッ谷式Cyber Project時代から続いている番組は、「かかずゆみの輝け! 大和魂!!」と「川上とも子のうさぎのみみたぶ」の二番組のみである。(共に音泉で放送中)
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