コンクールの概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 21:26 UTC 版)
合唱団の人数、編成に制限はない。編成によって「小学生・中学生の部」(歌唱する全員が中学生以下の年齢の合唱団)と「高校生・一般の部」(小学生・中学生の部に該当しない合唱団)の2部門に分かれる。1人1団体のみ参加可能であるが、小学生・中学生・高校生は在籍する学校の合唱団のほかに1団体のみ一般合唱団に参加できる。 参加団体は課題曲と自由曲を演奏する。演奏順は課題曲・自由曲の順である。課題曲は交響詩ひめじの全4楽章の中から任意の一章を選択する。自由曲は5分以内であれば曲目・曲数に制限はない。審査員の合議により、すぐれた演奏をした団体に以下の賞と賞金が贈られる。 最優秀賞(部門ごとに1団体、賞金5万円) 優秀賞(部門ごとに1団体、賞金3万円) 池辺晋一郎特別賞(全部門を通して1団体、賞金5万円)特別賞の選出趣旨は毎回異なり、表彰式の際に池辺からその旨の説明がある。 審査員は池辺晋一郎、川口汐子の両名が第1回から連続して務めてきたが、川口は第20回を最後に勇退し、第21回からは姫路市在住の声楽家・林裕美子が審査員を務めている。このほかに合唱指揮者等が1名(近年は洲脇光一が務めることが多い)審査員に加わる。 2002年(平成14年)の第12回以降、コンクールで入賞した団体はおよそ1カ月後の「交響詩ひめじ演奏会」に参加でき、姫路交響楽団との共演で吹奏楽版の「交響詩ひめじ」を演奏する。ここではコンクールの競い合う場から、参加団体同士の交流とふるさとの曲を歌い継いでいく協奏の場へと変化し、多くの参加団体の憧れとなっている。
※この「コンクールの概要」の解説は、「交響詩ひめじ」の解説の一部です。
「コンクールの概要」を含む「交響詩ひめじ」の記事については、「交響詩ひめじ」の概要を参照ください。
- コンクールの概要のページへのリンク