コンクールの審査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 15:55 UTC 版)
「全日本合唱コンクール」の記事における「コンクールの審査」の解説
審査員は、作曲家、指揮者、声楽家、合唱連盟の役員などが務める。全国大会では審査員は9人以上と定められている。都府県大会及び支部大会では、参加団体数や規模によって、3人~7人と、地域によってばらつきがある。 全国大会の審査は、新増沢式採点法で行われる。都府県大会及び支部大会でも、全国大会に準じて新増沢式採点法を採用している大会が多いが、一部地域の大会では、独自性を出すために別の審査方式を用いている。総合順位に基づいて、審査員の合議により、全国大会では全団体に、都道府県大会及び支部大会では音楽的に特にすぐれた演奏をした団体に、金・銀・銅の各賞が贈られる。また全国大会では以下の特別賞が贈られるほか、都府県大会・支部大会でも独自の特別賞が存在する。 文部科学大臣賞各部において第1位の合唱団に贈られる。 厚生労働大臣賞職場部門において第1位の合唱団に贈られる(第65回まで)。 (開催地の)都道府県知事賞、市長賞、教育長賞、教育委員会賞各部において第2位もしくは第3位の合唱団に贈られる(年度や開催自治体の意向により異なる)。 日本放送協会賞大学・職場・一般部門の各部において第2位もしくは第3位の合唱団に贈られる。 カワイ奨励賞課題曲もしくは自由曲に邦人作品を歌った合唱団の中から1ないし2団体に贈られる。河合楽器製作所からグランドピアノ1台が賞品として贈られる。 コンクール大賞全部門を通して1団体に贈られる(第48回まで)。
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