コブチコンチェルト【コブチコンチェルト】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9330号 |
登録年月日 | 2001年 10月 12日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | コブチコンチェルト よみ:コブチコンチェルト |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 三好アグリテック株式会社 | |
品種登録者の住所 | 山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3181番地10 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 三原健吾 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンクの地色にピンク白色の覆輪が入る垂咲で、中輪の花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は高、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数及び1茎の側芽及び側枝数は中、側枝の着生位置は主に中部、節間長はやや長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は剣形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長はやや長、葉幅はやや狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は円柱形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径は中、地色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9504)、複色模様色はピンク白(同9201)、色彩模様は覆輪、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さ及び幅は中、数はやや少、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さはやや太、長さはやや長、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は難である。「スカーレットクィーン」と比較して、葉巻き程度が強いこと、花の地色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の農林水産植物の種類は「ダイアンサス」であった。 |
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