コダイゴンジアザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 06:57 UTC 版)
『ウルトラマンメビウス』第12話「初めてのお使い」に登場。 廃棄処分が決定していた物質を怪獣化させる特殊細胞グロテスセルをトリヤマ補佐官が紛失し、それを拾った古道具屋の老人の持つ恵比寿像にグロテスセルが吸収され、巨大化したもの。レジストコードはドキュメントMATに記録されている、グロテス星人が誕生させたコダイゴンに由来する。 手にした「商売繁盛」と、しゃべる鯛像から連射する光弾鯛砲や釣竿などのさまざまな武器を駆使するうえ、大量のグロテスセル(先代ゴダイゴン3体分ほど)を吸収したことにより、メビウスを超える怪力と頑丈な身体を持つ。また、高速移動や高速飛行が可能であり、ジョージには「商売繁盛な雰囲気の漂う敵」と評される。なお、鯛像は独立して宙を舞い、メビウスとヒカリを恵比寿と鯛の2体で圧倒する強さを見せるが、持ち主の老人がかつて像を落とした際に破損した右足の亀裂が弱点で、最後はそこにメビウスのメビュームシュートとヒカリのナイトシュートを撃たれ、グロテスセルがすべて気化したことにより、元の像に戻る。 メビウスに釣竿で叩かれた際には怒ったような表情を見せたり、メビュームシュートとナイトシュートを右足に受けた際には「痛い」と叫ぶなど、感情や痛覚を持っているかのような挙動も見せている。 声:難波圭一 スーツアクター:横尾和則 当初は声をつける予定はなかったが、アフレコ時に監督の鈴木健二の指示でヒカリ役の難波が試しに当てたところ面白かったので、そのまま採用された。その代わり、難波が演じる予定であったヒカリの声はすべて流用となった。 デザインは酉澤安施が担当。脚本の記述に従って恵比寿をモチーフとし、木彫りの熊のようなデザインにしている。 当初はメテオールを悪の科学者が悪用するという流れであった。
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