ゲームの特徴・世界観
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「NOVA2001」の記事における「ゲームの特徴・世界観」の解説
敵の姿は、『ゼビウス』よりは階調が弱いものの、メタリックで無機質なイメージで統一されている。形状は、人型ロボット、ヤドカリ、ボール、蟹、イカなど、奇妙で独特なものや現存する生物をモチーフにしたものである。この敵キャラデザインは、『XXミッション』、『アトミックロボキッド』、『宇宙戦艦ゴモラ』、『鋼鉄要塞シュトラール』や、本作の続編である『アークエリア』といった後のUPL作品にも取り入れられた。 背景は、宇宙ステーションをイメージしたもの、エネルギーフィールドが貼られた要塞、トロンをモチーフにしたものと思われる黒無地背景にブルーラインが規則正しく配置されたダークサイバーなステージなど、具体的に言葉にするには難しいものとなっている。 ショットの連射装置搭載の有無で難易度が極端に変わるゲームである。特に、後々主流になっていった向き固定も通常のボタンにする一般的な2ボタン方式で稼働する場合、ショットに連射装置がついていると一気に難易度が落ちる。レダをわざと打ち逃して、ボスのM.I.を呼び出しては連射装置に物を言わせゴリ押し破壊を繰り返し1upアイテムを出しまくるなど、一気にワンコインでプレイできる時間を長くすることができる。そのため、オペレーター側では連射装置をつけないで稼働させるところが多くなった。 得点によるエクステンド設定が工場出荷設定では数万点毎となる、いわゆるエブリエクステンドである。どんなに高得点を取っても、エクステンドに要する得点は全く変わらない。そのため、連射装置ありで稼働させた場合、腕のあるプレイヤーがノーミスで長時間プレイすることで残機数が恐ろしいまで増えまくる状態があちこちでみられた。なお、ステージ開始時に、次回のエブリエクステンド発生となるスコアが表示される。このエクステンド設定の極端な甘さは、後のUPL製ゲームにも影響をおよぼしており、残機ストック上限、一定スコア到達後のエブリエクステンド打ち切りが採用されるきっかけとなった。
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