ケイクチャーム【ケイクチャーム】(観賞樹)
登録番号 | 第6201号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイクチャーム よみ:ケイクチャーム | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 3月 11日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 桑名英利 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ケイスピイナ」の枝変わりであり,花房の形は2~5輪咲き,花は鮮紫ピンク色で半剣弁,整形咲き,微香の小輪となる切り花向きの品種である。 樹形及び株立ちは普通,樹高は中である。開花枝の太さは中,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さはやや短,基部の幅はやや狭,色は青銅,数は幹の部分及び花枝の基部は多,中央部はやや多,花首はほとんど無である。小葉の枚数は7枚,本葉の長さはやや短,幅は狭である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は2~5輪咲き,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲き,花の大きさは小輪,高さはやや低,花弁表側の色は鮮紫ピンク (JHS カラーチャート9505),裏側の色は鮮紫ピンク(同9504)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は20~24枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「ケイスピイナ」と比較して,花弁表側の色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に育成者の温室(福島県岩瀬郡長沼町)において,「ケイスピイナ」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ピンクチャーム」であった。 |
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